モデルハウスはマーケティングの見本です

モデルハウスは住宅の雰囲気を伝えるために、建築会社が用意している住宅の見本になります。アピールするポイントをまとめてあり、プロモーション活動に使い新規の顧客を獲得するために日夜公開を続けているのです。展示場などで運営を行い、自社だけではなく複数の企業が見本市的に開催している場所もあります。これから新築や建て替えをしたい人だけではなく、中古物件を買う人も参考に足を運んでそれぞれの家の雰囲気を体験するのです。展示会場だけではなく実際に販売している家でも、期間を区切ってモデルハウスにすることもあります。購入希望者が現れれば公開を終了して契約に移行し、クリーニングや軽度なリフォームを行って住める状態にしてから引き渡しが行われるのです。ミニ団地などではこうした手法でマーケティングが行われます。家は一生の買い物なので提供する企業の姿勢も見ておいた方がいいです。モデルハウスでは愛想が良くても、別の場所で会ったり見かけた時には信じられないような態度をする社員もあります。本質は末端に宿ると言いますので、その企業の体質が如実に現れたことになるのです。これは大手建設会社だけではなく、その下にある物流子会社などでも同じになります。例えば家を建てる前後に家計の足しにしようと考え、大手建設会社の物流部門に応募した際に面接官に酷い対応をされたのならば、その企業で新築物件を建設するのはやめた方がいいでしょう。会社や買い主や雇用主など立場が変わると態度を変えるような企業や、そんな面接官が居る会社は信用出来ません。

TOP